同居生活始めました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「それじゃあ、明日からよろしくね!」

「はいっ!!」

ニコリと笑いお辞儀をする。


無事、簡単な面接が終わり、明日から仕事をすることになった。


明日から頑張ろうっ!


気合を入れていると、トントンとノックされた。


「はーい」


店長さんが返事をすると、私と同い年くらいの茶髪の男が入ってきた。


そして、店長が爆弾発言をした。


「この子が桃ちゃんの仕事とか色々教えてくれるから・・・。」


え・・・・・・!!!!
男の人・・・。


「平野りょうたです~。桃ちゃんだっけ?可愛いね!これからよろしく!」


そう言うとニコッと笑った。

な、なんかチャラそう・・・。


「平田桃です・・・。よろしくお願いします。」


「え~、桃ちゃん敬語使わないでよ~。俺のことはりょうたって呼んでね!」


そう言うと、りょうたは仕事へと戻っていった。


「じゃあ、明日からよろしくね。今日はもう帰っていいわよ~。」


「はい。では、失礼します。」



ああ・・・。
店長に男が苦手って言えばよかった・・・。
・・・いや、でも男が苦手とか言ったら雇ってもらえなかったかもしれない。

はぁ・・・。

明日が来ないで下さい・・・。
と、神様にお願いした。


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