同居生活始めました。
「桃~、店長が集まれって~」
声をかけて来たのは同い年のバイト仲間、桜。
「分かったー!すぐ行く~」
店長が集合かけるなんて珍しい・・・。
新しいメニューでも考えたのかな…?
この時の私は呑気にそんな事を考えていた。
コンコン・・・
「失礼しまーす。」
ノックしながら部屋へ入ると、そこには全員が揃っていた。
「全員・・・揃ったな・・・」
店長の声のトーン低っ!
なんか深刻な話・・・?
そして、店長の意外な言葉に私は驚くことになる。
「このCafeは・・・今月で・・・閉店することにした。・・・すまない。」
60代後半の店長が私達に頭を下げた。