同居生活始めました。
新しいバイト
「え、えええええー!!!」
私の席の前で叫ぶ少女は、私の親友小林莉々奈(こばやしりりな)
「ちょ、そんなに叫ばないでよ~・・・」
莉々奈が叫んだせいで教室中の注目の的になってしまった。
め、めっちゃ皆見てくる・・・。
のに、皆の視線など気にせず話し出す莉々奈。
「いや~だって、桃が住み込みバイトなんてねぇ~・・・」
そう、そうなのだ。
実は昨日、新しいバイトを店長に紹介してもらった。
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「住み込みバイト・・・ですか?」
「うん。私の知り合いでね、友達同士で住んでるんだけど…家事とか適当みたいで」
「あ、もしかして家事をしたらいいんですか・・・?」
「そうそう!」
家事なら昔から自分でしてきたから、結構楽かも!
「家事をしてくれたら、光熱費とか全て相手が負担してくれるから!」
そ、そんな夢みたいな話があっていいのだろうか・・・!!
あぁ、神様・・・ありがとうございます!!