私の失恋の行き着く先は…No.2
「仙道くん、恥ずかしい…」
「だろうな。顔真っ赤」
大きな手で頬を撫でられる。
「あの、えっと…」
「浅沼の結婚願望は俺が叶える」
「じゃあ、一生そばにいてくれる?」
「そんなの当たり前。一生そばにいるし、一生大事にする」
「本当に?」
「本当だ。あぁ、でも今からなるべく優しくするけど、激しくもすると思う」
「激しく?」
「そろそろ黙って。我慢の限界」
仙道くんに優しく頭を撫でられて、思わずトロンとしてしまった。
同時に激しく唇を塞がれた。
そのまま仙道くんの言う通り、優しく、そして激しく抱かれた。