moon~満ちる日舞う少女~【下】









馬「あぁ。俺んち両親いねぇからじいちゃんばあちゃんちに住んでんだよ。だから」



美「へぇ。ていうか、早くお粥つくってよ」



一瞬だけ、馬村が両親の話を嫌がってるように見えた。だから私は踏み込まず、話をかえた。


多分、馬村は気づいたんだろう…少しははっと笑ってお粥を作り出した。







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