moon~満ちる日舞う少女~【下】
【翌日】
美「ふわぁぁ〜」
あくびをしたあと、体温計で熱を図ったが平熱で異常なかった。
これなら学校行けそうだな!よーし、準備しようっと!
ーピロヒロリンー
美「あ?誰こんな朝から…」
ーピッー
美「はーい…もしも…」
馬『美月かぁー?』
美「馬村?どうした?」
馬『昨日風邪ひいてたし、今日は朝送ってやろうと思ってお前ん家のすぐ側のコンビニにいる!』
美「え?!別に大丈夫なのにっ」
馬『いーだろ?』
たったあの貸し1つにここまでやってくれたら、私的には本当に申し訳ないんだけどなぁ…
美「えっと…じゃあ…急いでいく」
でも、もう来てるみたいだし…断るのもなんかあれなので。
馬『おう、待ってる』
ーブチッー
急いで準備しないと!…それにしても、この桂、水に濡れても全然平気だったなぁ。さすが祐さんと日向さんの家で作られてることはあるな。
美「よし!」
ーガチャー