moon~満ちる日舞う少女~【下】
ーガチャー
愛「くぁー。美月ぃ〜」
美「おかえりなさい」
愛「はっ!今の奥さんみたいでぐっとくるね!もう一回!」
美「嫌ですよ。それより、この紙の束片付けておきましたから」
愛「え?!ほんとだ!悪ぃ美月」
美「いえ。私も助けてもらったんで。…あ、でもこの書類のここ…計算合わなかったんでやり直したら、ここが違ってるみたいです」
愛「…おぉ…有能だな…」
美「愛斗さんはこういうの苦手そうです」
愛「当たりだ」
時計を見るともう3時。下校時刻となっていた。
美「…愛斗さん、私そろそろ帰ります。」
愛「そうか。また何かあればこいよ」
美「はい」
ーガチャー