moon~満ちる日舞う少女~【下】
美「えっと、じゃあ座って。……で、まずなんで千代ちゃんを呼んだかを説明する前に…」
私はちらっと奈津をみた。
美「彼は幼なじみの霧島奈津。私の仲間」
奈「よろしくな」
美「はい。私は、時見千代と申します。よろしくお願い致します。霧島さん」
さすがだ。
奈「…霧島さんはやめてほしい。…」
落ち着かなさそうに奈津がいった。
千「でしたら、霧島先輩。というのはどうでしょう?」
奈「んーまぁそっちのがいいけど…」
美「じゃあ、ここから本題に入るね」