moon~満ちる日舞う少女~【下】
千「では、私が呼ばれたのは…」
美「うん。協力してほしいのっ!!千代ちゃんにはいつもお世話になってるし、助けてもらった。そんな上にこんな頼みするのは筋違いだってわかってるけど…」
千「待ってください!!」
え?
千「美月先輩は勘違いしてます!私が美月先輩のお役に立てたことはないです。むしろ、いつもいつも私が美月先輩にお世話になっている……。…だから今回、私にできる限りの事はいたします!!赤羽時見財閥の力、お貸しします!!!」
美「千代ちゃん……。…ありがとう…」
私は本当にいい後輩をもった。