moon~満ちる日舞う少女~【下】





〜美月side〜



美「よぉし!!私たちの番!!行くよっ!!」



修「お、おう!…」



…うわっ…くらぁい〜!すごぉっ!テンションあがるっ!!




「グワァァァァァアアア!!!!」



修「ヒィィィ!!!!!!」


美「おおおおお!!」




「首を…カエセェェェェエエ!!!」




修「ひぃぃ!!!追ってくるぅぅぅ!!」


美「あはははははは!!!!」




修「はぁはぁ…意外と…怖…」



「うぅっ…グスッ…」




修「へ、小さい…子供?…迷子かな?」




美「あ、修也…っそれは!……」




修「大丈夫か?…一緒に行くか?」




「うん。…地獄に…一緒にいってくれるぅ?」



修「……」


修也の血の気が引くのが私にもわかった。だって目の前に目が片っぽほぐられていて、頭から血が出ていて、口が避けていた。…もちろん、演出だけど。


ーバタッー


美「え、ちょ!修也?!!」






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