moon~満ちる日舞う少女~【下】
陸「今更香月を探してどーすんだ?また傷つけるか?」
美「黙って」
陸「だったらさぁ〜」
亮「…美月さん、僕と一対一で話しませんか?」
陸と言葉を遮ったのは亮。どこからともなく現れる月龍。…修也に勝、陸に亮。居心地悪すぎる。
美「私が亮と?」
亮「はい」
美「いいよ」
そういったことにみんなが驚いたはず。…月龍は、純粋で素直で…私には居心地が悪い。
亮とだったら、案外居心地よく話せるかも。そう思った。とにかく、修也たちから逃れたかった。