moon~満ちる日舞う少女~【下】
~修也side~
修「お前ら……帝王かっ」
市「はい、よくおわかりで」
修「そりゃぁわかるさ。…なんのようだ」
市「トップをとりに」
トップ?…俺らはトップじゃない。つまり俺らを倒して夜舞に行くってことか?でもそれじゃあそっちが圧倒的に不利。……どういうことだ?
市「手始めに、月龍の数を減らして差し上げましょう。……やれ」
「「「「「「おらぁぁぁぁぁあ!!!」」」」」」
……月龍の2倍……か。…倒せないこともない。
下「うっ!」
……だけどその考えはすぐに打ち砕かれた。
相手の下っ端が、ありえないほど強かった。
修「ーっ!」