moon~満ちる日舞う少女~【下】
「「「「「美月!!!」」」」」
なんで、いるの…
譲「お前、派手にやりすぎ」
真輝「もっと頼ってよ!」
真田「仲間なんですから」
南「遅うなってかんにんな!」
奈「美月、お前は強い。…だけど、今の美月は強くない。わかってんだろ、自分の強さのわけを。…憎しみもあるかもしれない。でも、仲間を思う気持ちがお前をつよくしている。…仲間を守ってくれるんだろう?」
『私が仲間を守る』
そうか、そうだったのか…
『俺らも総長を守る』
私は仲間と支えあえたんだ。…仲間がいるから強くなれる。仲間のためにたたかいたい。…どうしてそんな簡単なこと忘れてたんだろう。
私は、私でいるために。
全ての、大切なもののために。
ーパサっー
私は桂をとった。