moon~満ちる日舞う少女~【下】
勝「あっ!もう来てるっ」
美「おはよう、こっち座って」
そういうと陸と亮以外はロボットみたいな動きで座った。
美「えー、まず何話すべきかな?」
奈「自己紹介とか?」
美「だねっ!…じゃぁ、まぁ~知ってると思うけど私は夏目美月、本名は大鳥だけど舞月の時はそう名乗ってる。あ、ちなみにこれは桂ね」
そういいながら桂をとった。
そうすると月龍のみんなはすこしビクッとする。
美「どうかした?」
修「あ、いや…いざ目の前に舞月がいると思ったら…目がクラクラして……」
勝「…なんか直視でない」
芸能人でもあるまいし…。…まぁいいか。
奈「じゃあ次俺か。…俺は霧島奈津、副総長をしてる。よろしくな」
修「よよよよよよろしく」
南「ぶふっ!!!…あはは!!修也緊張しすぎやぁ!!…ほんまおもろいな!!……あ、俺のことも知ってるとは思うけど、一応な!…結城南や!」
勝「…なんか南がいつもと違う…」
南「そうか?」
陸「そっち側にいると、すごいやつみてぇ…」
南「はははっなんやそれっ!」
譲「んじゃ次俺な!!俺は篠宮譲っ!!頭脳明晰、運動神経抜群、おまけに、この美貌っ。才色兼備とは俺のための言葉だっ!!!」
そのばがシーンとなる。
ーベシっー
美「譲、嘘をいれるな嘘を」
譲「嘘じゃねーよっ」
真輝「頭脳明晰ってのは違うよね~」
真田「…単細胞バカ」
譲「んだと?!!」
美「はぁ…もういいよ、次」
真輝「はーい、俺は瀬戸山真輝!夜舞の専属ハッカーね。よろしく」
勝「(この人が…っ!)」
真田「東山真田」
…
譲「おいもっとしゃべれよ!!!!」
真田「…」
譲「無視すんなぁぁぁあ!!!」
真田「お前はしゃべりすぎ」
真輝「確かに~」
美「うるさいやつは追い出すぞ」
真輝「うるさいのは譲だけー!…だから譲を追い出して!」
譲「おい真輝!!!」
美「そっかそっか。そうだね譲」
ーポキポキー
指を鳴らして立ち上がる。…するとすぐに譲はスッと座った。
南「…アホやな~」
美「はぁ……次月龍の方も自己紹介いい?」
修「あ、ああ」