moon~満ちる日舞う少女~【下】
美「…他に、聞きたいことは?」
修「ん~…」
勝「特にないよね?」
陸「ああ。」
まぁ実際、隠してたことなんてそんなもんなわけだね。
美「ま、聞きたいことがあればそん時聞いて。これからも同じ学校なんだし」
修「…だなっ」
今までで一番の強敵と戦い、そして月龍と協力しあい勝利した。きっと、この先もまだ見ぬ敵が現れるかもしれない。絶望で挫けそうになるかもしれない。
けれど、こんないい仲間に恵まれて、きっと…私は道を間違ったりしない。
私はもう少し、舞月として、この場所でみんなを守りたいと思う。
真輝「よーし!ならみんなでファミレスでも行こーぜ!」
譲「いいなそれ!!月龍と夜舞の交流もかねてだな!」
順「わー、いいっスね!」
勝「勝利の祝いだぁ!!」
真田「祝いか。たまにはいいな」
奈「あんまはしゃぎすぎんなよ?」
陸「まっ、今回は賛成だな」
亮「じゃあ行きましょうか」
南「楽しいメンバーやなっ!」
香「たくさん食うぞー!!」
修「行こうぜ、美月っ!」
みんなが振り返り、私を見た。これからも私はみんなと共に未来へ進む。
美「うん!」