moon~満ちる日舞う少女~【下】
愛「俺の美月に水をかけ、それだけじゃあきたらず、階段から突き落とすなんて……今すぐ退学ににしてやる!!!!香月!!!顔見てねぇのか?!!!」
香「み、見ませんんんん!!」
美「愛斗さん、香月が驚いてます。それに私は愛斗さんのものじゃないです」
愛「照れなくていいんだぞっ☆」
美「照れてないです」
最後の☆はすんごくイラッとするなぁ。私が今風邪ひいてなきゃ、1発いったのに…。
愛「ひっ、今なんかすごい背筋が凍ったァ!」
美「気のせいですよ(ニコリ」
愛「そ、そうか…。ところで、保健室じゃなくてここに来た理由はなにかあるのか?」
美「はい。人を呼び出してるんですけど。…あ、愛斗さんの仕事の邪魔をしないように隣の部屋で話すんで!」
愛「いや、俺は邪魔じゃないけど…」
美「香月もここにいて」
香「えっ?」
美「ちょっと夜舞関係のことだから」
香「ああ、そっか。わかった」
愛「じゃあ香月には俺の仕事手伝ってもらうかな」
美「香月は私みたいにパソコンは扱えませんよ?」
愛「そうなのか?!」
香「はい。…パソコンは苦手で…」