〜普通の中学生とヴァンパイア御曹司〜
ある日の帰り道


私はいつも通り下校時に使う道を1人でとぼとぼ歩いていた


制服のスカートが長すぎて邪魔だ


一刻も早く脱ぎたい。


こういう所が女っ気がないのかな?


そしたらいつもは軽やかに人が行ききしている道が


今日はなんだか皆が一点に集中してザワザワしている


そして好奇心に勝てずちらっと見てみた


そこにはイケメンが居た。


ここになんの用があるのだろう?


と思いながらも家に向かおうとした時


「川井奈美。だよな?」


と後ろから低音な声が聞こえた


ちょっとキュンっとした


私は低音ボイスにめっぽう弱い


ちょっと気になって後ろを向いたら


驚きを隠せなかった。


なぜなら___
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