僕の妻は理解不能
♡2
「お客さん、着きましたよ」
タクシーから降りると
たくさんのひまわりが少し遠くに見えた。
愛菜は呆然としながら
どんどん嬉しそうな顔に変化して行った。
「恭也さん…
ここは…」
「前に綺麗って言ってたから
行きたいのかなって。どうかな?」
まぁ、拓翔くんのアドバイスがなくちゃ
分からなかったけど。
愛菜の隣で同じように喜んでいる
はるちゃんは写真を沢山撮っていた。
「嬉しいです。
早く、近くまで行きましょう!!」
愛菜は写真を撮るはるちゃんの手を取り
走ってひまわり畑まで向かった。
「喜んでくれてよかったじゃん。」
「あぁ。すごくやってよかったと思う。」
拓翔くんも嬉しそうだった。