僕の妻は理解不能
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ダイニングに座り
朝食を食べ始めた。
結婚して3ヶ月ほど立つが毎朝目の前にいる天使に慣れない。
今日も愛菜は可愛い。
「恭也さん、帰りは何時頃になりますか?」
「んー多分いつも通り7時くらいかなー」
「分かりました!
今日は冷えるのでシチューにしますね」
「でも、残業あるかもしれないから…」
「え?…」
まずい。
愛菜は飲んでいたコーヒーをそっと置き
下を向き黙ってしまった。
「愛菜?」
顔を上げると涙ぐんでいた。
「わ、わかった!!
今日は絶対に早く帰ってくるからね!!」
そう言うとパァと表情が明るくなる。
全くずるいよ。
いつも振り回されてしまう。
この僕が…
ほんとに僕の妻は理解できない。