時を超えた王女と戦国武将達 前編
店を見るのに夢中だったびびは誰かと思いっきりぶつかった。

「痛ってー。」

「す、すみませんっ!」

気づくと男性が私の下敷きになっていた。

「前を見てなくてほんとにすみませんでした。」

「...っ。いいから早く離れろ。」

「は、はい!」

男性は耳まで真っ赤になっていた。

「前見てちゃんと歩けよな。気をつけろよ?」

「はい...。気をつけます...。」

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