時を超えた王女と戦国武将達 前編
「私の他に男性はいませんでしたか?」

「おらん。それどころかお前は空から降ってきた。」

ん!?私が空から!?
なんで私死んでないんだろう...。

何者だ?とでも言いたそうな顔でこちらを見た。

「やっぱり私はあなたのものにはなれません。」

「なぜだ?」

「私はこの時代の人間ではありません。五百年後のものから来ました。」

「は?」

今まで信長様と私の会話を黙っていた武将達は一斉に声を揃えた。
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