時を超えた王女と戦国武将達 前編
「ごめんっ。考え事してた。それよりどうしたの?」

渚月が朝早くに私のところに来るのは何かある時だ。

「はい、先程連絡が入ったのですが、本能寺のあたりで事件が起きてるとのことです。」

「......わかった。すぐに準備するから渚月も用意お願い。」

「かしこまりました。」

私たちはいつもより少し早めに話を終えた。

平和な国のはずなのに最近、私の目の届かない所で奇妙な事件が起きてるの。

話は後!準備しなきゃ。
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