【BL】お前を抱きたい
………とにかく謝らなくちゃ…!
「すみませんでしたっ!」
俺はベッドの上で土下座をした。
…許して貰える訳がない…
「…俺っ、高宮さんが寝ているのを良い事に、酷い事を…っ」
…あぁ、どうしよう。
……物凄く泣きそうだ
しかし、高宮さんは全く怒らず、まるで何も無かったかのように接してきた。
「とにかく顔上げて。…飯、支度するから待ってろ」
「………っ」
普通に接してくれるのは有難い。
…だが、俺はそれを少し寂しくも思ってしまった。