【BL】お前を抱きたい





…そう言えば昨夜、高宮さんを待って……

って…ここ、会社じゃないよな!?

…じゃあ何処だ!?





俺は見覚えもない景色を一回り見回した。

…と



「……っ!?」



俺はベッドの上で座っており、隣には高宮さんが寝ている。



…と、言うことは…



「…高宮さんの家?」



俺は急いで布団を退かした。

そして、また衝撃を受ける。



「…っ!!」



俺も高宮さんも、衣類を一枚も着けていなかったのだ。



俺は基本、風呂に入る時しか脱ぐことは無い。





…高宮さんは違うのか…?





…身体が熱い。

鼓動が早まる。

……この間からこの気持ちの正体には薄々勘づいていた。

…これは間違いなく『恋』だ。

俺は高宮さんに恋をしているのだ。


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