【BL】お前を抱きたい




「あっ…くふっ…や、やめっ…」


「声、漏れてるぞ」



静かな部屋に響く水音。



「もっ…ダメですっ…。高宮さんっ…あっ!」


「もう限界か?…指だけでイくのは許さねぇ。…俺のモノを挿れるまで我慢しろ」



高宮さんはそう言うと、ゆっくりと指を抜いた。



「…ふ」



思わず声が漏れる。
高宮さんはベッドの上で脱ぎ出し、モノを俺のナカに挿れる準備をした。



そして――



「…いくぞ」



低く透き通った声と共に、俺の身体に何かが入った。



「…いっ!」





……痛い。





涙を浮かべる俺に高宮さんは優しく言葉を掛けた。



「大丈夫だ。心配するな。…そのうち直ぐに気持ち良くなるから」



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