【BL】お前を抱きたい
「……っ!!」
その言葉と裏腹に痛みが増す身体に耐えきれず、俺はシーツを握り、痛みを耐え忍んだ。
「……あっ、あぁっ!」
モノは奥へ奥へと突き進み、痛みは益々酷くなった。
「…んっ」
高宮さんも苦しそうだ。
…無理しなくて良いのに……
俺はシーツを握る手の力を強めた。
とてもじゃないけれど、この痛みには耐えきれない。
そう思い、俺は身体をひねらせ、高宮さんのモノから逃れようとした。
だが高宮さんはそれを許さない。
抵抗する俺の腰を掴み、動きを止めてきた。
「うっ…、あっ…嫌っ」
涙ぐんだ声が響く。
高宮さんは俺の腰を優しく撫で、宥めようとした。
高宮さんの指が俺の腰に触れた時、俺の身体が"びくん"と動いた。