信じて、信じて。
朝。
いつも通り学校に来て、下駄箱を開けた。
バサバサバサといつも通り落ちてくる無駄になってしまった紙達。拾ってみると、「裏切り者」「消えろ」などと乱雑に書かれている。うーん、今日もいつも通り。
その落ちた紙は申し訳ないけどそこに放置して、もう既に姿形もない上履きを取り出す。oh……マジですか、履けないじゃないですか。どうせ職員室に行ったって先生達がスリッパなんて上等なもの貸してくれるわけない。
仕方ない、今日は1日靴下で過ごそう!!!さすがにこの短期間でここまでになるとは思ってなかった!!!!
下駄箱の扉を閉め、ローファーを袋に入れてカバンに詰める。ローファーまでもをボロボロにされちゃたまったもんじゃありませんからねぇ。
階段を滑って転げ落ちないように気をつけて歩きながら3階にある自分の教室へ向かう。相変わらずすれ違う生徒やら先生やらがヒソヒソ話していたり、ゴミを見るような冷たい目で見ていたり。
毎日毎日飽きないなぁ、みんな。
「暇なのかな…」
ボソッと、出てしまった本音。
っ、だ、だだだだだだ大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫!!!!!!!だだだだってみんな私の言葉なんて聴いてないから!うん!!
「…今なんて、言った?」
……あれ?いつもは何か言っても無視するのにあの独り言には反応してくれるの?反応してくれなくて大丈夫なんですけどね!?
いつも通り学校に来て、下駄箱を開けた。
バサバサバサといつも通り落ちてくる無駄になってしまった紙達。拾ってみると、「裏切り者」「消えろ」などと乱雑に書かれている。うーん、今日もいつも通り。
その落ちた紙は申し訳ないけどそこに放置して、もう既に姿形もない上履きを取り出す。oh……マジですか、履けないじゃないですか。どうせ職員室に行ったって先生達がスリッパなんて上等なもの貸してくれるわけない。
仕方ない、今日は1日靴下で過ごそう!!!さすがにこの短期間でここまでになるとは思ってなかった!!!!
下駄箱の扉を閉め、ローファーを袋に入れてカバンに詰める。ローファーまでもをボロボロにされちゃたまったもんじゃありませんからねぇ。
階段を滑って転げ落ちないように気をつけて歩きながら3階にある自分の教室へ向かう。相変わらずすれ違う生徒やら先生やらがヒソヒソ話していたり、ゴミを見るような冷たい目で見ていたり。
毎日毎日飽きないなぁ、みんな。
「暇なのかな…」
ボソッと、出てしまった本音。
っ、だ、だだだだだだ大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫!!!!!!!だだだだってみんな私の言葉なんて聴いてないから!うん!!
「…今なんて、言った?」
……あれ?いつもは何か言っても無視するのにあの独り言には反応してくれるの?反応してくれなくて大丈夫なんですけどね!?