Larimar -麟桜-
このウザったいぐらい光るネオン。

うるさい街。

そして

「汚い私」





そんな言葉は誰にも届くはずはなく、街にかき消されていくはずだった。


だから私は今日も"悪い事"をしている人たちを潰しにここに居る。




ラリマーの様に蒼く少し薄い目。

グレーアッシュの長い髪。

華麗な喧嘩。

そんな彼女をこの街は"桜華-オウカ-と呼ぶ。

この街では知らない人は居ない。

彼女は今日も街へでる。











「気に入った」


ある人がそう呟いたとは知らずに…
< 3 / 18 >

この作品をシェア

pagetop