こんな総長には憧れますか?
今、私は頭がカラフルな厳つい集団に絡まれています。
こっわ!!
「…すみません……。」
「あ!?すみませんで済んだら警察なんていらねーんだよ!!」
ちょっー!警察なんてあなたたちの方がお世話になる方やん!!
「…」
「…」
沈黙が1番怖いわっ!!
目だけは未だに鋭く光らせてるし…。
この目だけで殆どの人は泣き出すね。
そんな目をこんな大勢で1人の自称か弱い女の子に向けるんじゃないよ!!
てか、私を担いでいた男!ニヤニヤしてないで助けろよ!?
あーぁ、あの人絶対Sだ…。
「…すみませんが、」
もう私は我慢ならない!
「あ?なんだ今お前をどう処刑するか考えてたのによぉ」
なんだ!処刑って!?
うわぁ全員本気で殺るって顔してるよー!!
お願いだから命だけはっ!!!
「もう我慢できないんだけど、」
「はっ?やんのかっ!?」