ひとりぼっち
『……!?!!!?!???!???!!!?!?』

「……は?」


椿沙は顔を真っ赤にした。

幸也が椿沙を見る。


「椿沙は…幸也のことが好きなんだよ…………」

「…は?意味わかんねんだけど。なんで琴乃が言うわけ?」


琴乃は幸也の曇った表情を見て驚いた。

幸也のこんな顔は見たことがない。


「あの……幸也………………」

「サイテーだな」


幸也はそう言い残し、椿沙の腕を掴んだ。


『ちょ……幸也!?』

「…………………」
< 17 / 70 >

この作品をシェア

pagetop