ひとりぼっち
私も少し笑顔になって見せる。


『ちょっと4組行ってくるわ』

「あ、はいよ~。行ってらっしゃい」


私は彩に手を降り、教室を後にした。

三階組はまだ終わっていないのか、一年生は一人もいない。

溢れ帰っているのは二年生だ。


うわぁ…
やだな…
戻ったほうがいいかも…


明らかに一年生がいる雰囲気ではないこの階。

私は仕方なく教室に戻ることにした。


そういえば、あれから愛歌をみていない。

自己紹介は全く聞いていなかったのでしたのかも分からない。
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