変わる想いを貴方に捧げる
···下着?
次の朝
鈴音が目を冷ますと
肌色の胸が目の前に
「きゃっ。」
と、驚くて
背中に回されていた腕が
ギュッとしまり
「目が覚めたか?」
「かっ、和真さん?」
「そうだ、鈴音、シャワーを浴びるか?」
「えっ、あっ、はい。」
「行っておいで。」
と、言われて
ベッドの下に足を下ろすと
見慣れないパジャマ?
「かっ、和真さん、これ?」
「あっ、着替えさせた。」
「だれが?」
「俺だ。」
「かっ、和真さんが?
みた?見ましたよね。」
「まぁな、ピンクの花柄?」
「ああっ、もういいです。」
と、慌てて寝室をでて
脱衣室に入った。
心臓がバクバクしている。
もっ、恥ずかしい。
と、騒いでいると
外から和真さんが
「鈴音、タオルは棚のを
どれでも使えばよい。
それとこれ」
と、紙袋を渡された。
「あっ、ありがとうございます」
と、あけてみるて
可愛い洋服と下着が
入っていた。
下着?
と、おもいながら
シャワーを浴びて
下着をつけると
サイズピッタリ?
なぜ?
だけど、洋服は凄く可愛い
着心地も良い。
脱衣室からリビングに行くと
和真さんがコーヒーをいれてくれて
「あの、これありがとうございます。
あの‥‥‥?」
「ん?蒼真だ。全て!!」
「蒼真さん?」
「なんだ、俺なら嫌で
蒼真なら、良かったのか?」
「そんなっ、和真さんだったら
忙しいのに申し訳ないなあ、と。
あっ、蒼真さんが暇とか言ってるのでは
なくて・・
和真さんが、女性の下着売り場で
女の人に頼んだりするのは
いやだなぁ、と。
あっ、私、何言ってんだか。」
「俺は、鈴音と一緒なら
どこにでも行くぞ。」
と、言うから
鈴音は、真っ赤になっていた。