変わる想いを貴方に捧げる
☆☆8☆☆

···苛立ち


由季斗は、びっくりしていた。

誰だ?
あの人は?
と、思っていると
段々、怒りがわいてきた。

鈴音だって、あの男がいるから
俺に連絡もしてこなかったんだ。
と、思う気持ちと
鈴音は自分から離れていかないと
思っていたのに
あっさりと去られて
頭に来ているのか
由季斗自身にもわからなかった。

考えていることが
バカらしくなり
社に戻ると
ちょうど絢が会社から
出てきた。
「‥‥お疲れ様」
と、言う絢を捕まえて
車に乗せた。
「どうしたの?石田君。」
「・・・・・・・」
「おろして!!」
「・・・・・・・」
「訊いてるの?由季斗!」
「聞いてますよ、伊野先輩
聞いて欲しいことがあるんです。」
「なに?仕事の話し?」
「まあ。」
と、話してると
由季斗のマンションに着き
由季斗は、無理やり
絢を部屋に連れていった。

絢は、帰ると騒いでいたが
騒ぐと回りが不審に思いますよ
と、由季斗に言われて
そのまま、由季斗について行くしかなかった。

部屋に入ると
玄関で由季斗に抱き締められて
キスをされ
キスが深くなる度に
足に力が入らなくなり
「・・ゆっ・・きと・・やめっ・・て・・」
と、キスの合間に言うが
両手を頭上にあげられて
ブラウスを引き裂かれ
キャミソールの上から
胸先を噛みあげられて
スカートはずりあげられ
ストッキングもさかれて
下着の間から
由季斗の指が入ってくる
「‥‥‥‥ゥ‥ゥン‥‥」
首をふるが由季斗は、やめてくれずに
その場で由季斗自身が入ってきた。
「‥‥アッ‥‥ゥン‥‥」
「くっ‥‥はっ‥‥‥」
由季斗は、繋がったまま歩いて、
ベッドへ進み
そのまま翻弄する。

ぐったりしていると
全てを脱がされて
なんども、なんども、いかされた。
「‥‥ハッ‥‥ハッ‥ゆきっ‥と
‥‥‥‥‥もぅ‥‥むりっ‥‥」
「‥‥まだ‥‥だよっ‥‥」
と、由季斗は、絢をうつ伏せにさせて
今度は、後ろから責め立てた。

由季斗が絢を離したのは
外が明るくなってからだった。

深く眠っている由季斗をみて
涙が溢れるが·····

前に置いていた服に着替え
裂かれた服などは、
ゴミ袋に入れて捨て
自分のマンションへ帰った。

帰ってからシャワーを浴びて
着替えて出社した。
その日、由季斗は会社を休んだ。
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