変わる想いを貴方に捧げる
···何かした?
私は、その夜に
かなり飲んでしまった。
先生も晶さんも心配して
「鈴音、何かあったの?」
「いいえ、なーんにも
ありませんよ。
夢から覚めただけです。
ほらっ、私の事はいいから
先生も晶さんも飲みますよ。」
と、言って騒いでいた。
先生と晶さんは、顔を見合わせて
心配していたが
私は気づかないふりをしていた。
帰りに、あまりに飲み過ぎている
私を心配して
晶さんが、
「和真兄さん呼ぶ?」
と、言ったので
「呼ばないで下さい。」
と、言い捨てたから
晶さんは、ますます心配して
「鈴音、和真兄さんと
何かあったの?」
「だから、何もありません。
まして、始まっても
いませんから・・あはは。」
「・・・鈴音‥‥‥」
何を言ってもきかない鈴音に
晶と秀斗は、二人で鈴音を送り
鈴音をベッドに寝せてから
鍵を閉めて帰宅した。
晶は、一人イライラして
和真に電話した
「鈴音に何かしたの?
いくら、和真兄さんでも
鈴音を傷つけたら
容赦しない。」
と、言うと
秀斗が、横で騒いでいたが
晶は、引かなかった。