変わる想いを貴方に捧げる
···勝てない
ふわふわ、温かい感覚に目を覚ますと
和真さんに抱かれてお風呂に入っていた。
「‥‥‥カズマサン‥ 」
「目が覚めたか?声もかすれて」
そういいながら
和真さん指は私の胸先をはじき
片方の指は、私の中心をとらえている。
「‥‥モゥ‥‥ムリッ‥‥アン‥‥」
和真さんは、私の中に入ってきて
下から何度も突き上げられた
「‥‥りおっ‥‥ん‥‥」
和真さんの妖艶で苦しげな声を
聞きながら、意識は遠退いた。
「鈴音、朝だ。」
「う‥‥んっ‥」
和真さんは、私を抱きあげて
リビングに連れていった。
連れていかれる間も
和真さんに沢山キスをされ
「‥クス‥クス‥くすぐったい。」
「そうか、まだ、キスしたりないな」
「和真さんっ、キス魔?」
「さあな。鈴音限定」
「もう、嘘ばかり」
「なぜだ?俺は、嘘は嫌いだ。」
と、言われた。
和真さんが、嘘をつかない人なのは
わかっているが。
こんな素敵な人が
誰かを愛したことが・・ない事が
不思議でたまらなかった。
でも、和真さんは無条件で
私を愛してくれる。
その事が、私には嬉しくて
愛しくてたまらなくて
和真さんの首に腕を巻き付けて
和真さんの頬に自分から
キスをした。
和真さんは、ニヤリと笑うと
「鈴音から初めてキスをもらった。
頬もよいが、俺はこちらの方がよいな」
と、唇にキスをされと
和真さんの舌に翻弄されていく
やはり、和真さんのキスは好き
それに和真さんには勝てない。