【完】恋人までの距離
ガールズトーク 【美紗 side】
次の日の放課後
……
なんて言って、切り出そう?
……まぁ、いっか
その場任せで
ピンポーン
インターホンが鳴った
「はーい」
『美紗ぁ~。来たよぉ~』
『入るよ~』
インターホン越しに、2人が言った
「どうぞー」
……ガチャ
しばらくして、玄関が開く音がした
『お邪魔しまーす』
2人がハモって言った
「いらっしゃい」
「何するの?」
「……ガールズトーク」
「……なるほどねぇ~」ボソッ
亜希はわかってくれた
「?」
茉菜はわかってないみたい
「とにかく、上がって」
私は2人を家に上げて、部屋に案内した
少ししてから、私は切り出した