【完】恋人までの距離
すごい告白




「……私、覚悟を決めた」




「……頑張れ」




「うん」






とは言っても、いつ、どこで告白しよう?




……




う~~ん





ピーンポーンパーンポーン……






『2-Aの中林茉菜さん!!急いで生徒会室まで来てください!!』




「やっばぁー!今日、会議あるんだったー!!」




(現 生徒会 副会長&次期 生徒会 会長です)




急がなくちゃ!






「あっ、茉菜さん!」




「ん?」






生徒会室に走って向かっている時、誰かに声をかけられた




誰?




見たことないけど……




1年かな?




すると……






「茉菜さん、付き合ってください!!」




「え……」






このタイミングで!?






「ごめんだけど、私、好きな人がいるから!」




「その人って、誰ですか!?」






私は急いでて、思わず口走ってしまった






「空!も~う。急いでるから、行くね!」






その場を立ち去ろうとした次の瞬間



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