この恋からは絶対に逃げられない!?
「何か言いたいことでもあるの?」
「いえ。ありません」
朝のミーティングって上の人達が出るやつでしょう?
なんでそれ私が出ないといけないんですか!
とは言えず渋々自分の席に戻る。
もう一度長谷川さんの方を見ると
ご機嫌にパソコンを開いて何かをしている。
「大丈夫、有川さん」
「はい、ありがとうございます」
うちの課はみんな長谷川さんの取り扱いに困っている。
だから私に同情してくれる人も多い。
ちらりと長谷川さん方を見る。
ご機嫌でパソコンをつけて何かをしている。
まぁここで睨んでも仕方ないし、
そろそろ朝礼の時間だ。
そう思っていたその時だった。