情熱的に愛して
「うん!」

私達は笑顔で、イケメン社長達に近づいて行った。

ドキドキしながら、椅子に座る。

「初めまして、夏海です。」

「秋香です。」

私達の第一印象は、自分で言うのもなんだけど、よかったと思う。

相手の社長さん達も、満更でもなさそうだったから。


「白石です。」

「僕は、丸森。宜しく。」

「宜しくお願いしまーす。」

私達はイケメン社長を、ロックオン寸前だった。


「何を飲みますか?」

白石さんは気遣いの人で、メニュー表を私達向きに見せてくれた。

「じゃあ、カクテルを。」

「私も。」

本当は仕事を終わって、ビールを一気飲みしたいけれど、一杯目は我慢する。

ん?

2杯目も?
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