あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「あーー、楽しみっ。」

「俺ドラマ途中からしか見てないけど大丈夫かな…。」

「大丈夫大丈夫、わかんないとこあったら私あとで教えるし。」

「んなら安心かな。」


そんなことを言ってる間に

照明がゆっくり落ちはじめて、映画が始まった。

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