あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「ねぇ、ちょっと変なこと聞いてもいい?」

「な、なに?」

「芽依と彼氏さんって、実際どこまでいってんの?」

「?どこまで?」

「だからー…。」


千夏ちゃんは私の耳に唇を近づけて

私にだけ聞こえる声で言った。

< 423 / 594 >

この作品をシェア

pagetop