あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「私先タクシー乗ってるー。芽依と芳樹くん戸締りよろしくー。」

「あっ、うんっ!」


南美ちゃんははやく来てよー、と言いながら

靴を履いて玄関を出た。


「芽依。」

「んー?何?」

「ドレス、似合ってる。可愛い。」

「な、なに、急に…///」

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