あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「めーいーっ。」

「なになに、どしたの、そんなご機嫌で。」


家事を終えて2階の自分の部屋に戻ると

なぜか上機嫌でにやにやしている南美ちゃんが待っていた。


「さっき芳樹くんと話してたのきーちゃった。」

「あぁ、そーゆーこと笑」

「いいなぁ、それ絶対デートのお誘いじゃん。うらやましー。」

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