あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「南美ちゃん芳樹くんのこと好きなの?」

「そゆことじゃないんだってー。憧れじゃん、イブにデートとか。」

「あ、そっか。明日はクリスマスイブだっけ。」


私が言うと

もしかして忘れててOKしたの!?と南美ちゃんは驚いていた。


「もー、芽依はほんとにそーゆーの興味無さそうだよねー。」

「そう?別にふつーでしょ。」

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