あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「そ。オシャレでしょ、1回入ってみたかったんだー。」


こんな早くからどこに行くのかと思いきや

まず最初に入ったのは、街の中心から道1本外れた路地にあるカフェ。


「こんなとこ蓮と2人できたってしょうがないだろ?」

「あー…それは、たしかに。」

「だから芽依ちゃんにつきあってって言ったんだよ。」


なるほど、確かに大学生の男2人でこのカフェはちょっときつい…かも。
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