キミと秘密のキスをしよう
私の彼氏
「わー!この蒼空くん超カッコイイ♡」
「おい、雑誌ばっかりみてんなよ。本物がここにいるだろ?」
持っていた雑誌を取られ、すぐに彼のキレイな顔が近づいてきた。
「んっっ」
「最近ずっと仕事で忙しくて一緒に暮らしてるのにこんなこと出来なかったからな、キスで我慢してやるから許せよな」
「んっっ」
私、里田莉花(17)は芸能人と付き合っています。
私の彼氏は大人気アイドルグループ
“FEVER”のメインボーカル九条蒼空くん(22)
FEVERは、デビューして、2年で、トップアイドルの座にたどり着いた実力のある4人組アイドルグループ。
ープルルル・・・。
「はい、九条です・・・分かりました、今から、向かいます」
また仕事入ったのかな・・・?
「悪い、莉花仕事が入った」
「ううん、お仕事頑張ってね、行ってらっしゃい」
ーチュッ
「あぁ、行ってきます」
そういうと蒼空くんは、鼻歌を歌いながら仕事へ向かった。
なんであんなに余裕なの!?
「はぁぁ・・・」
「どうしたの?元気ないなんて珍しい」
「智ちゃん・・・」
今!蒼空くんは、全国ツアーの真っ最中で、2週間も会っていない。
画面ごしでしか話してないなんて、久しぶりで元気が出ないよ・・・。
「まぁ、元気出しなって!あともう少しで文化祭もあるしね」
「もうそんな時期かぁ・・・。今回のスペシャルゲストって一体誰なんだろ」
うちの学校の理事長は、大のイベント好きで、文化祭は特に力を入れていて毎年スペシャルゲストとして有名な芸能人が来るんだ。
「そういえば、うちのクラスで定番のメイド喫茶をやるって!」
「メイド喫茶かぁ・・・。私は、調理班ね!」
人見知りだし、こう見えても料理は得意な方なんだからね!
「いや、莉花はもう衣装着ること決まってるから。」
「え・・・?」
「前サイズ測ったじゃん」
そう言えばそんなことあったな・・・。
「ということでメイドがんばっ!」
「アハハ・・・。それで、メイド服を着ることになったんだ」
「笑い事じゃないよっ!!って、なんか顔色悪くない?ちゃんとご飯食べてる?」
「大丈夫!そんなことより早く家に帰りてぇ・・・。」
「私も・・・!」
ー翌日。。
「さぁ!皆さん盛り上がって行きましょう!」
ついに文化祭当日。
「今回のスペシャルゲストに登場して頂きましょう!」
「キャーっ!!」
体育館中に、女子の黄色い歓声が響いた。
「今回のスペシャルゲストはFEVERの九条蒼空さんと、二宮陽さんです!」
嘘・・・。蒼空くんが学校にいるなんてありえない・・・。
「すいませーん!!注文いいですか?」
「はい!今お伺いします!!」
「ご注文をお伺いします」
「メイド服似合ってるな」
「蒼空くん!!」
そこには変装した蒼空くんがいた。
「オススメは??」
「パンケーキだよっ!」
「んじゃ、それを頼む。それと、後から保健室に来い」
「うん・・・。」
ードキドキ
なんでこんなにドキドキしてるの!?
保健室呼ばれたからって何もやましいことはないから!!
「智ちゃんそろそろ・・・。」
「うん!上がってもいいよ。」
「ありがとう!」
私はそういうと、急いで制服に着替え、走って保健室へと向かった。
「失礼します」
保健室にはベットに横になっている蒼空くんと、イスに座って本を読んでいる陽くんがいた。
「キミが蒼空の彼女?」
「はい・・・。」
「陽、莉花に手ぇ出すなよ。少し仮眠するから時間になったら起こしてくれ。」
そういうと、蒼空くんはあっという間に寝てしまった。
「やっぱり疲れてるんだよね。いつもグループの中心にいて、ライブでも人一倍頑張って、悔しいけど、グループの顔としていろんな地方の番組にも出てる。」
私、やっぱり蒼空くんのこと全然知らない・・・。
彼女失格だ・・・。
「こーら!余計なこと考えない!!何かあったらいつでも俺に相談してね」
そういうとメモが書いてある髪を渡された。
「これって・・・。」
「うん、俺の連絡先。いつでも、連絡してね」
芸能人ってこんな簡単に連絡先教えてもいいの・・・?
「もちろん簡単に教えてるわけじゃないよ、莉花ちゃん限定♡」
心読まれてた!?
「おい、なに人の女に手ぇ出してるんだよ?」
蒼空くん不機嫌MAXだ!
「手は出してないよ、ただ相談にのってただけ」
「あ?」
更に怒らせちゃったよ陽くん!
「相変わらずお前は子供だねー
俺は邪魔みたいだからこれで、またね莉花ちゃん」
なんなんだ あの人は・・・
「莉花あいつに本当に手ぇ出されなかった?」
「うん!何もされてないよ!」
「そっか、良かった・・・。」
私は蒼空くんの腕の中にすっぽりおさまった。
こんなに私のこと心配してくれてるんだ・・・。
「んっっ」
どんどん蒼空くんのキレイな顔が近づいてきて、唇を奪われた。
「ここ学校・・・」
「分かってる。でもいいよ歯止めがきかない」
「んっっ」
キスはどんどん深くなっていくばかり
離れたと思ったら、また奪われる。
その繰り返し
「はぁ・・・」
「もう少しで出番だ・・・。ちゃんと見に来いよっ!」
「うん!!」
もうアイドルに戻っちゃうのかぁ・・・。
「続きは夜な、楽しみにしとけよ♡」
そう言い残し保健室から出ていった。
「莉花ー!!次、蒼空くんと陽くんのスペシャルライブだよ〜♡」
「テンション上がってるね」
「もちのろん!」
そういえばこんな形で、蒼空くんの歌を聴いたことなかったな・・・。
「キャーっ!!」
蒼空くんと陽くんが登場すると同時に女子の黄色い声が聞こえてきた。
会場全体を見ると、みんなが笑顔になっていた。
やっぱりアイドルはすごいなぁ・・・。
「ただいまー」
クラスの打ち上げから帰ると、うしろから抱きしめられた。
「え・・・?」
「遅い・・・。」
「ご、ごめんね・・・?」
振り返ると同時に唇を奪われたを
「ちゃ、ちょっと待って!今、私臭いから・・・。」
「そんなのどうでもいい。言っただろ?キスの続きをするって」
「んっっ」
「ダメなのか?」
「・・・ダメじゃない……/////」
普段はみんなのアイドルだけど、今は私だけのアイドル。
これからも
キミと秘密のキスをしよう
「おい、雑誌ばっかりみてんなよ。本物がここにいるだろ?」
持っていた雑誌を取られ、すぐに彼のキレイな顔が近づいてきた。
「んっっ」
「最近ずっと仕事で忙しくて一緒に暮らしてるのにこんなこと出来なかったからな、キスで我慢してやるから許せよな」
「んっっ」
私、里田莉花(17)は芸能人と付き合っています。
私の彼氏は大人気アイドルグループ
“FEVER”のメインボーカル九条蒼空くん(22)
FEVERは、デビューして、2年で、トップアイドルの座にたどり着いた実力のある4人組アイドルグループ。
ープルルル・・・。
「はい、九条です・・・分かりました、今から、向かいます」
また仕事入ったのかな・・・?
「悪い、莉花仕事が入った」
「ううん、お仕事頑張ってね、行ってらっしゃい」
ーチュッ
「あぁ、行ってきます」
そういうと蒼空くんは、鼻歌を歌いながら仕事へ向かった。
なんであんなに余裕なの!?
「はぁぁ・・・」
「どうしたの?元気ないなんて珍しい」
「智ちゃん・・・」
今!蒼空くんは、全国ツアーの真っ最中で、2週間も会っていない。
画面ごしでしか話してないなんて、久しぶりで元気が出ないよ・・・。
「まぁ、元気出しなって!あともう少しで文化祭もあるしね」
「もうそんな時期かぁ・・・。今回のスペシャルゲストって一体誰なんだろ」
うちの学校の理事長は、大のイベント好きで、文化祭は特に力を入れていて毎年スペシャルゲストとして有名な芸能人が来るんだ。
「そういえば、うちのクラスで定番のメイド喫茶をやるって!」
「メイド喫茶かぁ・・・。私は、調理班ね!」
人見知りだし、こう見えても料理は得意な方なんだからね!
「いや、莉花はもう衣装着ること決まってるから。」
「え・・・?」
「前サイズ測ったじゃん」
そう言えばそんなことあったな・・・。
「ということでメイドがんばっ!」
「アハハ・・・。それで、メイド服を着ることになったんだ」
「笑い事じゃないよっ!!って、なんか顔色悪くない?ちゃんとご飯食べてる?」
「大丈夫!そんなことより早く家に帰りてぇ・・・。」
「私も・・・!」
ー翌日。。
「さぁ!皆さん盛り上がって行きましょう!」
ついに文化祭当日。
「今回のスペシャルゲストに登場して頂きましょう!」
「キャーっ!!」
体育館中に、女子の黄色い歓声が響いた。
「今回のスペシャルゲストはFEVERの九条蒼空さんと、二宮陽さんです!」
嘘・・・。蒼空くんが学校にいるなんてありえない・・・。
「すいませーん!!注文いいですか?」
「はい!今お伺いします!!」
「ご注文をお伺いします」
「メイド服似合ってるな」
「蒼空くん!!」
そこには変装した蒼空くんがいた。
「オススメは??」
「パンケーキだよっ!」
「んじゃ、それを頼む。それと、後から保健室に来い」
「うん・・・。」
ードキドキ
なんでこんなにドキドキしてるの!?
保健室呼ばれたからって何もやましいことはないから!!
「智ちゃんそろそろ・・・。」
「うん!上がってもいいよ。」
「ありがとう!」
私はそういうと、急いで制服に着替え、走って保健室へと向かった。
「失礼します」
保健室にはベットに横になっている蒼空くんと、イスに座って本を読んでいる陽くんがいた。
「キミが蒼空の彼女?」
「はい・・・。」
「陽、莉花に手ぇ出すなよ。少し仮眠するから時間になったら起こしてくれ。」
そういうと、蒼空くんはあっという間に寝てしまった。
「やっぱり疲れてるんだよね。いつもグループの中心にいて、ライブでも人一倍頑張って、悔しいけど、グループの顔としていろんな地方の番組にも出てる。」
私、やっぱり蒼空くんのこと全然知らない・・・。
彼女失格だ・・・。
「こーら!余計なこと考えない!!何かあったらいつでも俺に相談してね」
そういうとメモが書いてある髪を渡された。
「これって・・・。」
「うん、俺の連絡先。いつでも、連絡してね」
芸能人ってこんな簡単に連絡先教えてもいいの・・・?
「もちろん簡単に教えてるわけじゃないよ、莉花ちゃん限定♡」
心読まれてた!?
「おい、なに人の女に手ぇ出してるんだよ?」
蒼空くん不機嫌MAXだ!
「手は出してないよ、ただ相談にのってただけ」
「あ?」
更に怒らせちゃったよ陽くん!
「相変わらずお前は子供だねー
俺は邪魔みたいだからこれで、またね莉花ちゃん」
なんなんだ あの人は・・・
「莉花あいつに本当に手ぇ出されなかった?」
「うん!何もされてないよ!」
「そっか、良かった・・・。」
私は蒼空くんの腕の中にすっぽりおさまった。
こんなに私のこと心配してくれてるんだ・・・。
「んっっ」
どんどん蒼空くんのキレイな顔が近づいてきて、唇を奪われた。
「ここ学校・・・」
「分かってる。でもいいよ歯止めがきかない」
「んっっ」
キスはどんどん深くなっていくばかり
離れたと思ったら、また奪われる。
その繰り返し
「はぁ・・・」
「もう少しで出番だ・・・。ちゃんと見に来いよっ!」
「うん!!」
もうアイドルに戻っちゃうのかぁ・・・。
「続きは夜な、楽しみにしとけよ♡」
そう言い残し保健室から出ていった。
「莉花ー!!次、蒼空くんと陽くんのスペシャルライブだよ〜♡」
「テンション上がってるね」
「もちのろん!」
そういえばこんな形で、蒼空くんの歌を聴いたことなかったな・・・。
「キャーっ!!」
蒼空くんと陽くんが登場すると同時に女子の黄色い声が聞こえてきた。
会場全体を見ると、みんなが笑顔になっていた。
やっぱりアイドルはすごいなぁ・・・。
「ただいまー」
クラスの打ち上げから帰ると、うしろから抱きしめられた。
「え・・・?」
「遅い・・・。」
「ご、ごめんね・・・?」
振り返ると同時に唇を奪われたを
「ちゃ、ちょっと待って!今、私臭いから・・・。」
「そんなのどうでもいい。言っただろ?キスの続きをするって」
「んっっ」
「ダメなのか?」
「・・・ダメじゃない……/////」
普段はみんなのアイドルだけど、今は私だけのアイドル。
これからも
キミと秘密のキスをしよう