珈琲の中で


柔らかく微笑えむ彼女を。



あぁ、僕は恋をしてるなぁ




「ごめん、あいにく予定がはいってるんだ。」


「そっかぁ、ご飯今度一緒に行ってくれないかなぁ??」




「、、、。気が向いたらね。」




僕は苦笑いをする。



シャンプーの香りがする目の前の女は男子によくモテるらしい。



自信があるのだろう。




自分が可愛く見えるポイントをおさえている。


僕の周りの女の子は可愛くいようと努力しているし、僕に気に入られようと必死だ。




周りの女子からの熱い視線が僕は嫌いではない。



普通に嬉しいものだ。



けれどしつこいのは好きではない。



目の前女の子は確かに可愛いけれど、僕にとっては周りの女の子と一緒の可愛い女の子達なのだ。
























< 30 / 91 >

この作品をシェア

pagetop