珈琲の中で
なんて綺麗なんだろうか。
部屋から出てきた彼女は艶めかしく笑って僕の心臓を掴んで離さない。
僕は彼女を抱きしめた。
「、、、綺麗すぎて、、全然言葉がでてこないんだ。」
「、、ありがとう。あなたもとても素敵だわ。」
僕らわ目を見つめ口づけをした。
「あら、口紅がついちゃったわ。」
艶めかしい彼女はいじわるに笑って僕の唇を指で拭った。
心臓があばれだし、僕はそっぽを向く事にした。
彼女はぼくが照れているのに気づいている。
「あら、顔が赤いわね。どうちゃったのかしら」
わかっているくせに僕をおちょくる。
「雷を怖がる誰かさんのせいで僕はドキドキが止まらないよ。」
僕の小さな抵抗に彼女はツンとしていう。
「誰の事かしらね。私じゃない事は確かだわ。だって雷なんて怖くないもの。」
彼女は眉を眉をよせて答える。
可愛くて愛おしくてたまらない。
僕は彼女を抱きしめた。
「へぇ、次の雷が見ものだな。」
「、、、。意地悪ね。」
ふてくしながら彼女は僕を睨みつけた。