珈琲の中で
けど、あいつはやっぱり友達に戻ろうと言った。
なぜだと問い詰めると
「だってあなたと喋っていると楽しいんだもの。恋ってきっともっと熱くて情熱的なものでしょ?」
なんてかえされた。
2人を見ているとお互いがお互いを好きでたまらないって目をしていた。
心底腹が立った。
2人だけの秘密がある事も腹が立ったし。
俺といた時は大人びていたこいつは、まるで恋を一生懸命する女の子だった。
必死に目で伝え合ってた。