甘やかして、私だけ
*:*~


そしていま…


色々問題はあったが…気を取り直して自分の仕事を進める


すると、



「…うーん。」


ん? なんだか、視線が・・・。

「・・・。」


気にしない。気にしない。


だけど、

「うーーーん。」


「っだ!!どうしたの!八城君!」



なんだ!私を見て何を悩んでいるんだ!!


気になる視線をたどり、隣の八城君をみる


「あ、スミマセン。でも、気になって…」

「何を!?」


何か疑うような視線を私に注ぎ続けている、けど!!

仕事しようよ!!シ☆ゴ☆ト‼


「いや、だって…」

突然口を開いた新入社員:八城に一応耳を傾けると



「白村先輩って、普通に可愛いし。やっぱり彼氏いるのかなって…」

「・・・はい?」


平然とそう言った目の前の新人。


「いや、だから!会った時から、白村先輩かわいいなーって思ってたんです☆」


ニッと笑いこちらを見るその顔は・・・爽やかなんかじゃない!!!



「ややや八城君、ちゃんと仕事しなよ…」


そして、

なぜ私はこんなに動揺しているんだ!


理由はわかる…


「先輩照れてますー??」


八城君は少し覗き込んでそう言ってくるけど、


違う!!!



…コイツ危険だ!そう思ったからである。


だって案の定、


周りを見渡している八城君


すると、ハッとしたように、


「あ!でも、杏奈さん?の方がタイプかな~…」



ほら!!!




コイツ、チャラいんだ!!!!!






なんで私の周りにはチャラい奴が多いのだろうか。。。


そう思う白村先輩でした・・・。
















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